工藤ちか子の blog

看護師として働いた25年の経験を生かして誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

第11回全国市議会議長会の研究フォーラムに参加

10月19.20日の2日間にわたって行われました。
開催地が静岡県とこれまでよりも近いこともあって
議員になって初めての参加となりました。
会場はグランシップという体育館の6倍くらいの広さ!!
船の形を見立てた建てものに2600人の地方議員・関係者
が集まりました。

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               こちらは船尾の側からですが、右に富士山が微かに見えました。
基調講演は大森氏(東大名誉教授)「ガバナンス」という雑誌に
二元的代表性の真髄」を連載。議会としての監視機能の
あり方について講談。
議会の監視機能が果たされているか?住民から見てよく
わからないと問題提起し、執行部と議会がもっと政策競争するべきだと。
議会として政策提案する質の向上が求められているなど
印象に残る内容でした。

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パネルディスカッションでは、地方議会改革に関わってこられてきた
有識者の皆さんからの発言が相次ぎ、議会人ではないがこんなに
色々な側面から考えているのか、議員への期待が大きいと感じました。

総合計画は予算・決算との連動性があること。財政的裏付けがあること。
計画の具体化が事務事業評価になるので、事業のPDCAサイクル
がうまく働いているのか?を監視することが大切。
政策提言は現状分析をしっかりすることで、課題を明らかにし、
所管担当課との共有を図ること。(みんなでなんとかしようとなる)
次に解決の方向性をだして政策提言に繋げる。北海道の根室
が頑張っている。
三郷市議会にこのような力量があるのかなぁ。

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       静岡市議会のみなさんふるさと文化を自ら継承・発展させようと
党派を超えて住民のための政策を模索する議会もあるようです。
自治体議会を代表して報告があり大変有意義な時間を過ごしました。
少しでも議会運営に生かせたらと思います。ありがとうございました。