百聞は一見に如かず・・。
読書やスポーツの秋といいますように、
天気が安定して過ごしやすく、勉強に
適している時期に研修をということで
わたくしたち議員団は、6・7日には自治体研究所の
財政問題について研修をうけました。そして本日は
「市内の施設を見学しましょう」とやってきたのは
排水機場でございます。
はじめに紹介して頂いたのは「大場川上流
排水機場(埼玉県)であります。毎秒40tの
排水を可能にする巨大ポンプに巨大排水管!
3台のポンプが並んでおり、10t・20t・10t
と合計40tになるわけです。
監視システムのデジタル画面に数字が並んでおりますが
監視カメラで排水機場のようすも確認することができる
監視室があります。ここで職員の皆さんは、24時間体制
で河川のあるいは水路の状況を監視しながら、台風などの
雨による災害に対応することになっています。
毎秒20tの排水を送る排水管・・壁の向こうは江戸川です。
先月の台風21・22号の時も・・・。
9月の台風17・18号の時も・・台風が来る前から監視室や
端末の監視システムを手元にもちつつ、24時間対応するの
ですから、本当に大変なお仕事です。
そして、いつポンプを稼働させたらよいのか?!
初動対応が難しい!!一箇所の河川の水位だけでは
判断できないし、これまでの降水量と今後の降水量
はどうなのか?他の河川の水位は?などなど
情報から読み取れる分析とこれまで培ってきた経験が
ためされるのです。(同じ雨の振り方ってそんなにない)
三郷排水機場のポンプはなんと毎秒50tの排水を可能にする!
放水路を中川の方向で見たときです。
施設見学の後、監視塔に登りましたが怖い!!
暴風雨の時登ったら飛ばされて落ちてしまいます。
江戸川の河川敷が一望できます。
貴重な体験をいたしました。今後も排水機場だけではなく、
調節池や排水路にも水位を監視できるようにして、早期に
対応できるようにしていきたいという説明に感銘しました。
ということで職員の方には大変お世話になりました。