工藤ちか子の blog

看護師として働いた25年の経験を生かして誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

百聞は一見に如かず・・。

 読書やスポーツの秋といいますように、
天気が安定して過ごしやすく、勉強に
適している時期に研修をということで
わたくしたち議員団は、6・7日には自治体研究所の
財政問題について研修をうけました。そして本日は
「市内の施設を見学しましょう」とやってきたのは
排水機場でございます。
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はじめに紹介して頂いたのは「大場川上流
排水機場(埼玉県)であります。毎秒40tの
排水を可能にする巨大ポンプに巨大排水管!
3台のポンプが並んでおり、10t・20t・10t
と合計40tになるわけです。
イメージ 1監視システムのデジタル画面に数字が並んでおりますが
監視カメラで排水機場のようすも確認することができる
監視室があります。ここで職員の皆さんは、24時間体制
で河川のあるいは水路の状況を監視しながら、台風などの
雨による災害に対応することになっています。
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                          毎秒20tの排水を送る排水管・・壁の向こうは江戸川です。
先月の台風21・22号の時も・・・。
9月の台風17・18号の時も・・台風が来る前から監視室や
端末の監視システムを手元にもちつつ、24時間対応するの
ですから、本当に大変なお仕事です。

そして、いつポンプを稼働させたらよいのか?!
初動対応が難しい!!一箇所の河川の水位だけでは
判断できないし、これまでの降水量と今後の降水量
はどうなのか?他の河川の水位は?などなど
情報から読み取れる分析とこれまで培ってきた経験が
ためされるのです。(同じ雨の振り方ってそんなにない)
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                              三郷排水機場のポンプはなんと毎秒50tの排水を可能にする!
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                                             放水路を中川の方向で見たときです。
施設見学の後、監視塔に登りましたが怖い!!
暴風雨の時登ったら飛ばされて落ちてしまいます。
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                                              江戸川の河川敷が一望できます。
貴重な体験をいたしました。今後も排水機場だけではなく、
調節池や排水路にも水位を監視できるようにして、早期に
対応できるようにしていきたいという説明に感銘しました。
ということで職員の方には大変お世話になりました。