工藤ちか子の blog

看護師として働いた25年の経験を生かして誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

沖縄平和ツアーその2(伊江島へ)

那覇空港から伊江島

羽田空港に集合したのは19人、自治労OB、弁護士OB、新婦人の会など男性15人女性4人、88歳から50代の現役の方までもちろん皆さんは平和委員会の会員・読者です。(羽田の搭乗口ロビーでビール缶を開け始めたのには驚きました。笑)

那覇空港に到着して観光バス(小型)に乗車その足で本部港に向かいます。車内のお弁当は鈴屋弁当よりもボリュームあり、高齢者の方々に食べれるのかと余計な心配をしましたが、美しい海と気温と湿度の高い空気にくらくらっとしました。

フェリーは伊江島の約35%(戦後は60%)の米軍基地があり国の交付金で購入

35%の軍用地内でも住民の使用が黙認されている土地がありますが、こうした民有地は政府が契約拒否をした地主に対して自由に土地が利用できない形で返還した部分。牛の牧草地になっています。その一角に団結小屋が設置されています。

伊江島団結道場

戦後の米民政府による土地撤収は、住宅を壊し、農作物を焼き払われる惨状に島民たちは県下を行進し訴えます。ここは島民が団結して戦うために造られた教育の場所。学習は力、学んでこそ戦えると言われているようです。

米軍と対峙するときの心構えまで表記しています。「耳の高さより上に手を挙げるな」「大声をあげず、穏やかに話そう」etc
湧出(ワジ)地下水が沸くところ、孤島なので水を確保する事も大切。雨水貯留施設も多く見る。

沖縄平和ツアーはまだまだ続きます。(次回をお楽しみに)(^^)