工藤ちか子の blog

看護師として働いた25年の経験を生かして誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

視察に行ってきました。その2

    視察2日目は神奈川県の相模原市です。
ここでは「生活保護の自立支援の取り組み」について研修しました
 
相模原市は人口718.602人、世帯数309.946世帯イメージ 1
被保護世帯8.802世帯、被保護人員12.892人、保護率17.94‰。
 
自立支援プログラムの取り組みの歴史は2003年(平成15年)にさかのぼります。これまで、3段階にわたってその中身は拡充してきています。
現在、自立支援相談員は、23名(市の担当正規職員とは別)非常勤特別職職員として、さまざまな専門職の方々が体制を取って業務にあたっています。
 
 
 
 
 
 
寄り添い形・きめ細かな支援を実践!!
 
イメージ 2
○稼動年齢層(就職関係)
自立支援相談員による個々の状況にあった支援⇒
・すぐに就職可能なものへの支援充実
・就労体験、ボランティアかつどうなどからの支援
○こども・若者
学習支援、学びなおし
・居場所を拠点とした社会育成
・若者に対する就労意欲~就労支援
○高齢者・障がい者など
健康管理、日常生活への支援
・日常生活所湯の課題解消に向けた支援
・社会から孤立防止
 
 
子ども・若者支援はとてもきめ細やかで充実しています。まさに「寄り添い、伴走する支援」です!!
「とにかく当事者方の目線でやり方を工夫してきた」「私たちは貧困の連鎖を断ち切り、悪循環を好循環に変えられれば、仕事が楽になるのだと考え方の転換を図った」などなど参考になるお話をたくさんうかがいました。
職員の皆様ありがとうございました。m(__)m