工藤ちか子の blog

看護師として働いた25年の経験を生かして誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

東松山市で市職員が自衛隊入隊研修!?

東松山市では、2泊3日の自衛隊入隊研修に入職2年目の若手職員12名を派遣しています。!!
 
自治労連埼玉県本部が定期大会で決議を上げました。以下その決議文です。
 
自衛隊入隊研修に抗議し、憲法理念に則った資質向上を求める決議」
 300万人の日本国民、アジアでは2000万人の尊い命を奪った戦争への反省をともに制定された日本国憲法は、国民主権基本的人権の保障、戦争放棄など、政府が厳守すべき原則を定め、その実現のために「第8章地方自治
におおくの可能性を託した仕組みとなりました。
 これを受けて、地方自治法では、(第1条の2①)として、自治体の役割が住民の命・暮らし・権利を擁護することにあり、しかも多様な住民意思と住民自治を尊重すべきことを明らかにしています。
したがって、その自治体業務の担い手である諸行員の職務能力の向上は、それらの理念に則った研修が男とめられるものと考えます。
                            (途中省略)
 職員の研修は、憲法地方自治法の民主的原則を体得し、その職務を遂行するための能力と、その根本にもとめられる人間的成長を保障するものであるべきではないでしょうか?
 私たち県内各自治体で働く諸君は憲法遵守を宣誓した公務員として、貴市の自衛隊入隊研修に抗議するとともに、私たちの見解を表明し、憲法地方自治、公務員制度のあり方を逸脱した今回の事態の猛省を求めるものです。
 
 
驚きました。自衛隊は上意下達、命令絶対服従の規律を基本としている組織です。こうしたところで何を学ぼうというのでしょうか?まったく理解できません。「危機的管理能力」を養うのであれば、別なやり方があるはずです。
このようなことが、他の自治体に広がらないように注視していきましょ特定秘密保護法が通ってしまったら・・・・
どんな研修だったかなんて話せなくなるかもね。